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エジプトで50体のミイラ発見 ('04.5.14)

エジプトで発掘作業を続けている考古学者は、紀元前世紀にさかのぼる50体以上ものミイラを発見したと発表しました。
2つの棺が発見され、1つは木製でミイラが納められ、もう1つは石製の棺です。プトレマイオス朝時代(紀元前323年~30年)にさかのぼる高官たちは、木製の棺を好んでいました。発見されたものは世界で最も保存状態の良いものです。
このような発見は100年に2度か3度、あるかないかの貴重なものですと、考古チーム・フランス隊員のジャン・ピエール・アダム氏は述べています。
「何故奇跡かというと、発掘場所が地表に非常に近く、2基の棺以外、既に発掘されていた地域であったという事実からです。」と、アダム氏は述べています。
フランスの考古学者・ガイ・レクイオット氏は、アダム氏は他のミイラを移そうとした時に、並んだ棺を発見しましたと、述べています。
「私が略奪されたミイラを移動している時、プトレマイオス朝時代の完全な姿と思われる木製の棺の頭部と金メッキされた頭部を発見しました。」と、レクイオット氏は述べています。
ミイラはカイロの南25kmのサッカラで、深みのあるシャフトと通路網で発見されました。
エジプト考古庁のザヒ・ハワス長官によると、 「エジプト人は第26王朝時代(紀元前664年~ 525年)から、プトレマイオス朝時代の紀元前30年のクレオパトラが亡くなるまでの数世紀にわたり、こうしたシャフトを使っていた。」
「通路は迷路になっていて、ミイラは左、右、上、下などあらゆる所で発見されました。」
「発掘隊がこれらのミイラを発見し通路に入った時、棺が並びスペースがなく、他のシャフトを切るか、ミイラの上にミイラを置くなどしました。」
レクイオット氏は、「プトレマイオス朝時代のミイラの少なくとも1体は、素晴らしい状態である。」
「5月17日の週に、他の棺を開けて他のミイラを見る予定です。ファラオの文明を理解する要素があることを期待しています。」と、述べました。
ハワス長官によると、包帯で巻かれているミイラから、その時代の典型的な金製の魔よけが何百と出てくるかもしれないということです。
「このように保存状態が良く、素晴らしいプトレマイオス朝時代のミイラは一度も見たことがありません。」
「リネンは美しい方法でミイラを覆っています。」と、ハワス長官は述べています。
研究者は現在、棺の正確な年代の特定を急いでいます。