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フィラデルフィアにおける2007年ツタンカーメン展盛況予測
エジプトの伝説的なファラオであるツタンカーメン王に関係する考古学的工芸品の、第4回目のそして最後の展示会開催場所として、フィラデルフィアが選ばれました。本展示会は、この夏のロスアンジェルスを皮切りに、2年に渡って米国各地で開催されます。
フランクリン研究所は、2007年2月から9月の間に、約130品目からなる展示を行う旨本日発表することとなっていました。これらの内の約50品目は1992年に発見されたツタンカーメン王の墓所内出土品です。これらには、10代であった王の内臓やダイヤの王冠、そして儀式用銀製トランペットの入った金の棺が含まれています。今回のツタンカーメン展の展示品目には、エジプトの「王の谷」にある他の王の慕から出土した約80の工芸品も加えられることとなっています。全品目共、3,300年から3,500年前の物です。
3社(ナショナル・ジオグラフィック社、ロスアンジェルスAEG展示会社、オハイオ・オーロラ・アーツ&エンタテインメント・インターナショナル社)からなる事業体が、エジプト遺跡最高評議会の為に、本展示会の企画・運営を行っています。エジプト政府は、古代遺跡復旧及びカイロにおける新しい博物館の建設費用として、各開催地で最低1,000万ドルの資金が集まることを期待しています。ペンシルバニア大学考古学人類学博物館エジプト科長デイビッド・シルバーマン氏は、主席学芸員として、本移動展示会での学術的内容を含んだ説明文の作成に力を貸しています。同氏によれば、「我々は、工芸品類を、その背景が判るように展示したいと考えており、従って来館者は、その物が何処から来たのか、又どういう経緯でそこにあるかを理解してもらえると思います。そして又我々は、単なるツタンカーメンの発見についてではなく、唯神論的宗教が誕生した極めて混沌とした時代について、広い視野で解説するつもりです」とのことです。
ツタンカーメンの墓は、殆ど荒されることなく発見された最初のエジプト王の墓で、英国の考古学者ハワード・カーター氏による発見は、当時、世界的センセーションを巻き起こしました。
1976年から1979年にかけて米国内を回ったツタンカーメン展においては、約50品目が展示されましたが、それは、米国の沿岸から沿岸を網羅し7都市において数十万の人を魅了した、最初の大ヒット芸術品展示会となりました。フランクリン研究所のスポークスマンが昨日発表したところによれば、同研究所付属博物館は、60万人以上の入館者を見込んでいるとのことです。最初の展示会で出品された壮観な展示物の中には、再展示のない物もあります。例えば度々複製された王の葬儀用金製マスクは、もはやエジプト国外への持ち出しが禁止となりました。
現在ドイツのボンにて開催中の続展は、「ツタンカーメンとファラオの黄金時代」と呼ばれています。同展は、その後6月16日にロスアンジェルス郡美術館、12月にはフォート・ローダデール美術館、2006年5月にシカゴ自然史野外博物館に移り、フィラデルフィアにおける展示が最後となります。
