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エジプト・アメリカ調査団により、エジプト砂漠にて異例のクジラの化石の発見
アメリカの古生物学者とエジプト人のチームは、エジプトの西部の砂漠で、古代クジラ、バシロザウルスのほとんど完全な化石化した骨格を発見したと、大学のスポークスマンが語りました。 ミシガン大学のフィリップ・ギンゲリッチ(Philip Gingerich)教授は、カイロの南西、ワディ・アル・ヒタン(別名 クジラ渓谷) Wadi Hitan(Valley of the Whales)として知られている砂漠谷で、およそ4000万年前の保存状態が良い骨格を発掘したと、スポークスマンのカール・ベイツ氏は、はロイターに伝えました。 「彼の感想では、それは、頭から足まで全身の骨格は、ほとんど完全である。」と、ベイツ氏は語っています。この長さ18メートルの骨格は、ワディ・アル・ヒタンに、何故、クジラやその他古代海洋動物の化石が非常に多く遺されているのか、また、消滅した動物が、どのように泳いでいたのかの疑問に曙光を与えるかもしれません。バシロザウルスは、陸生哺乳動物から進化し、その後、2種類の現代クジラに進化したムカシクジラ亜目(archaeocetes)として知られている原始のクジラの一つです。
しかし、それは巨大な海蛇のようであり、最初にムカシクジラ亜目(archaeocetes)を発見した古代生物学者は、それらが爬虫類ではないかと考えました。 現代のクジラは、上下運動によって泳ぐのに対して、魚類は、左右の動きで泳ぎます。「研究チームは、この新しい化石を、どのように生きて、泳いだかの研究や、可能であれば、何故、ワディ・アル・ヒタンに、これほど豊富であったかを学ぶことに役立てるであろう。」とギンゲリッチ教授は、声明として述べました。声明では、「骨格は、保存と複製の為に、ミシガンに持って行く。 そして、原物は、その後、展示する為に、エジプトに戻るであろう。」と語っています。
ワディ・アル・ヒタンは、後に海底となった砂岩層に閉じ込められ、その時代からの化石化した遺物が、珍しく豊富です。 化石には、5種のクジラ、3種の海牛、2種のワニ、数種の亀、海蛇、そして、多くの化石化した骨の多い魚やサメを含まれています。そこは、イタリアとエジプトの共同プログラムとして、国立公園として開発された保護地域であり、その自然の美しさと科学的重要性の為に、2005年に、ユネスコ世界遺産に登録されました。
