カラブシャ神殿
カラブシャ神殿はアスワンの南55キロのナイル西岸に建てられていましたが、他のヌビアの遺跡と共に 1970年に現在の位置(ハイダムの近く)に移築されました。この神殿は、ローマ皇帝オクタビウス・アウグストス (紀元前30~紀元14年)の統治のころ、豊穰の神マンドリスのために建てられました。壁にはイシス、 オシリス、アメンなどの古代エジプトの神々の姿が刻まれています。二つのハトホル神の円柱があるキルタシのキオスクも同時に移転され、現在ではナセル湖の美しい風景を見渡すことのできる場所に 建っています。
ベティ・エル・ワーリー神殿
岩を砕いて作られたこの神殿は、ラムセス2世のころに建立されました。屋外の前庭や柱のあるホール、至聖所などがあり、華やかな彩色が施された絵や碑文で飾られています。
この神殿はコプト時代には教会として使われました。現在はカラブシャ神殿と同じ場所に移築されています。
切りかけのオベリスク
古代の神殿や像に使われた多くの花崗岩は、アスワン近辺の石切り場から運び出されました。この切りかけのオベリスクは切り出される際に亀裂が入り放置され、そのまま残っています。
古代エジプト人がどのようにして石を切り出していたのか、その技術を実際に見ることができる重要な資料となっています。完成していれば高さ41m、重さ1150トンとなっていたことでしょう。
古代貴族の墓
ナイル西岸の丘の中腹に、古王国時代からローマ時代にかけての貴族達の岩窟墳墓があります。夜にはスポットライトで照らされ、アスワンの町からも見ることができます。


