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カルガ・オアシス

カイロからの距離 600km
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カルガ・オアシスやアシュートの南西240kmにあります。以前は南北アフリカを結ぶ奴隷貿易のルート、悪名高き「40日ロード」の最終停留地点でした。現在、ニュー・バレー県で最大のカルガ・オアシスの近代的な街にはナセル湖建設の後に移住してきた1000人のヌビア人を含む6万人の人々が住んでいます。

カルガ市内から3km程に、第18王朝時代に建設された後にペルシャ人やプトレマイオス朝の人々により再建されたヒビス神殿があります。紀元前6世紀に建設された神殿は、エジプトでは稀有なペルシャ系の遺跡であり、その外壁に禿鷹の絵やダリウス王がエジプトの神々に挨拶をしている巨大なレリーフなども見られ、保存状態は良好です。

ここから10km程離れた場所には、アル・バガワートのネクロポリスがあります。ここにはコプトの263の泥レンガ製のチャペルがあり、円蓋にアダムとイブや箱船の絵が描かれた平和のチャペル、ファラオの軍隊がモーゼに率いられたユダヤ人を追うフレスコ画のある出エジプト記のチャペルなどが見られます。ファラオ時代の遺跡としては、紀元前552年に建てられたグウェイタ神殿やアメネビスの神殿などもあります。

南に下れば、ブラーク村、ナセル村に水温が43度にまで上がる有名な温泉があり、リューマチやアレルギーの治療に適しているとの評判です。この付近にはキャンプ施設もあります。さらに南にはカルガ地域の第にの居住地、バーリース・オアシスがあります。ここにはハッサン・ファトヒーによって伝統的ヌビア・スタイルにデザインされた家々がありますが、未だにそこに住む人がいないのは、地元の人々がこの家々が墓の形に似ている為、居住を拒否したためで、1960年代後半に建設工事は中止されました。

付近の古代遺跡としては、イシス神とセラピス神のためのドウーシャ神殿があります。この名の由来はエジプトと交易をしていた古代スーダンの首都の名、クッシュです。考古学者たちはこの神殿とも関連のある古代の町、キシスの発掘を進めています。精巧なパイプ・ラインのシステムやキリスト教会跡などから、人々は地下水が枯れた為この町から去っていったことがわかりますが、それがいつ起こったかは正確には分かっていません。

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